R06B150令和6年度 准看護師試験 過去問

保健医療福祉と看護倫理地域包括ケア・在宅支援ACT・多職種支援

重い精神障害を持った人が地域で生活できるよう多職種によるチームで支援するのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

重い精神障害をもつ人が、入院中心ではなく地域で生活できるよう支える仕組みが問われています。

多職種チームで包括的・継続的に支援するのは、**包括型地域生活支援(ACT)**です。

解説

ACTは、Assertive Community Treatmentの略です。日本語では包括型地域生活支援と呼ばれます。

ACTでは、医師、看護師、精神保健福祉士、作業療法士などの多職種チームが、重い精神障害をもつ人の地域生活を支援します。

支援内容は、服薬管理、症状悪化時の対応、生活リズム、住居、金銭管理、就労、家族支援、危機対応など幅広いです。患者が支援機関に来るのを待つだけでなく、必要に応じて生活の場へ出向いて支援することも特徴です。

デイケアは通所型のリハビリテーション、精神科訪問看護は訪問による看護、グループホームは共同生活の住まいです。多職種チームで生活全体を包括的に支えるものとしてはACTが最も適切です。

精神看護のポイント
地域生活支援では、症状だけでなく、住まい、食事、服薬、金銭、家族関係、孤立、仕事、緊急時対応まで見ます。その人らしい生活を続けることが目標です。

選択肢の確認

1.デイケア
誤り。
デイケアは通所してリハビリテーションや社会参加を支援する場です。地域生活全体を多職種チームで包括的に支えるACTとは異なります。

2.精神科訪問看護
誤り。
精神科訪問看護は自宅を訪問して看護を行う重要な支援です。ただし、設問の「多職種によるチームで包括的に支援する」ものとしてはACTを選びます。

3.グループホーム
誤り。
グループホームは共同生活を行う住まいです。多職種チームによる包括的地域支援そのものではありません。

4.包括型地域生活支援(ACT)
正しい。
ACTは、重い精神障害をもつ人が地域で生活できるよう、多職種チームで包括的・継続的に支援します。

覚えるポイント

  • 重い精神障害の地域生活を多職種で支えるのはACTです。
  • ACTは包括型地域生活支援です。
  • 医療、生活、住居、就労、家族支援を含めます。
  • デイケア、訪問看護、グループホームとの違いを整理します。
  • 地域でその人らしく暮らせることを支える視点が大切です。

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