R06A94|令和6年度 准看護師試験 過去問
成人看護消化器・ストーマ看護消化器・腎泌尿器患者の看護
尿路結石症の患者の看護について、適切なのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、尿路結石症の症状と生活指導が問われています。
尿路結石では、結石が尿路を傷つけたり閉塞したりするため、血尿や疼痛の観察が重要です。
解説
尿路結石症では、腎臓、尿管、膀胱、尿道などに結石ができ、尿の流れを妨げることがあります。
代表的な症状は、疝痛発作、腰背部痛、下腹部痛、血尿、悪心・嘔吐などです。結石が尿路粘膜を傷つけることで血尿がみられることがあります。
再発予防では、医師から水分制限の指示がない限り、十分な水分摂取が重要です。結石の種類によって食事指導は異なりますが、シュウ酸を多く含む食品や動物性たんぱく質の過剰摂取には注意が必要です。
准看護師としての観察ポイント
疼痛の部位と強さ、血尿、尿量、発熱、悪寒、排尿困難、悪心・嘔吐を観察します。発熱を伴う場合は尿路感染や腎盂腎炎に注意して報告します。
選択肢の確認
1.1 日の水分は1 L 以下にするよう説明する。
誤り。
尿路結石では、通常、水分摂取を促して尿量を確保することが再発予防につながります。1日1 L以下に制限する説明は不適切です。
2.血尿の有無を確認する。
適切である。
結石によって尿路粘膜が傷つくと血尿がみられることがあります。血尿の有無や尿の色を確認します。
3.ほうれん草を多く摂取するようすすめる。
誤り。
ほうれん草にはシュウ酸が多く含まれます。結石の種類によっては摂取に注意が必要で、多く摂取するようすすめるのは不適切です。
4.動物性たんぱく質を多く摂取するようすすめる。
誤り。
動物性たんぱく質の過剰摂取は尿酸やカルシウム排泄に影響し、結石形成に関わることがあります。多く摂取するようすすめるのは不適切です。
覚えるポイント
- 尿路結石では血尿と疼痛を観察します。
- 水分制限がなければ、尿量確保のため水分摂取を促します。
- ほうれん草などシュウ酸の多い食品は注意します。
- 発熱、悪寒、尿量減少があれば報告します。