R06A131|令和6年度 准看護師試験 過去問
母子看護妊娠・分娩・産褥産褥期の観察
褥婦の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、産褥期の看護が問われています。
産褥体操は、分娩後の回復を促すため、状態が安定していれば産褥1日目から行います。
解説
産褥期は、妊娠・分娩で変化した母体が非妊娠時の状態へ戻っていく時期です。子宮復古、悪露、乳房の変化、排尿・排便、疲労、心理状態を観察します。
産褥体操は、血液循環促進、子宮復古、筋力回復、便秘予防、血栓予防などを目的に行います。母体の状態が安定していれば、産褥1日目から軽い運動を始めます。
陰部清潔では、尿道から肛門方向に拭き、肛門周囲の細菌が尿道や腟に移動しないようにします。早期離床は血栓予防にも重要で、分娩後24時間の一律床上安静は不適切です。
准看護師としての観察ポイント
悪露の量・色・臭い、子宮底の高さと硬さ、会陰部痛、発熱、排尿、乳房緊満、疲労、気分の落ち込みを観察します。
選択肢の確認
1.分娩後24 時間は床上安静を促す。
誤り。
状態が安定していれば早期離床を促します。長時間の床上安静は血栓予防の観点からも適切ではありません。
2.陰部は肛門から尿道に向けて拭く。
誤り。
肛門から尿道へ拭くと細菌が尿道や腟へ移動しやすくなります。前から後ろ、つまり尿道側から肛門側へ拭きます。
3.産褥7 日目より入浴してよい。
誤り。
入浴の開始時期は施設方針や母体の状態によりますが、産褥7日目から一律に入浴してよいとはいえません。悪露や感染予防の観点で判断します。
4.産褥体操は1 日目から行う。
適切である。
母体の状態が安定していれば、産褥体操は1日目から行います。循環促進や回復に役立ちます。
覚えるポイント
- 産褥体操は状態が安定していれば1日目から行います。
- 陰部は前から後ろへ拭きます。
- 産褥期は悪露、子宮復古、乳房、排尿、心理状態を観察します。
- 早期離床は血栓予防にもつながります。