34PM114|第34回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
経絡経穴経穴と局所解剖筋・末梢神経と治療穴
上後腸骨棘、大転子近位端、及び上後腸骨棘と尾骨下端を結ぶ中点の3点を囲む範囲に存在する筋はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、殿部深層筋の位置関係を確認します。
上後腸骨棘、大転子近位端、上後腸骨棘と尾骨下端を結ぶ中点の3点を囲む範囲に存在する筋は梨状筋です。
解説
梨状筋は仙骨前面から起こり、大坐骨孔を通って大腿骨大転子付近に停止する深層外旋筋です。
殿部の触診では、上後腸骨棘、大転子、尾骨などの骨指標を使って梨状筋の走行を推定します。梨状筋は坐骨神経との関係も深く、梨状筋症候群では殿部痛や坐骨神経痛様症状がみられることがあります。
大腿方形筋は坐骨結節から大腿骨に向かう深層外旋筋、腸腰筋は股関節前面、小殿筋は殿部外側深層の筋です。本問の3点で囲まれる範囲としては梨状筋が適切です。
触診のポイント
梨状筋は仙骨から大転子へ向かう筋です。上後腸骨棘、尾骨、大転子を指標に位置をイメージします。
選択肢の確認
1.大腿方形筋
誤り。
大腿方形筋は坐骨結節から大腿骨転子間稜へ向かう深層外旋筋です。本問の3点で囲まれる代表的な筋ではありません。
2.腸腰筋
誤り。
腸腰筋は腸骨窩や腰椎から大腿骨小転子へ向かう股関節屈筋です。殿部後面のこの範囲に存在する筋ではありません。
3.小殿筋
誤り。
小殿筋は腸骨外面から大転子へ向かう筋で、股関節外転に関係します。本問の範囲で問われる筋としては梨状筋が適切です。
4.梨状筋
正しい。
梨状筋は仙骨から大転子付近へ走行し、上後腸骨棘、大転子近位端、尾骨下端との位置関係から推定できます。
覚えるポイント
- 梨状筋は仙骨から大転子へ向かいます。
- 梨状筋は股関節外旋に関係します。
- 梨状筋は坐骨神経との関係が深い筋です。