33PM139第33回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問

東洋医学概論弁証論治更年期障害・陰虚

次の症例について、問題139、140の問いに答えよ。 「48歳の女性。3か月前から前ぶれなく顔と手足のほてりが出る。最近は倦怠感、耳鳴り、肩こりもあるが、健康診断では異常はなかった。舌苔は少なくやや乾燥、脈は細数を認める。」 最も考えられる病態はどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、年齢、ほてり、健康診断で異常がないことから、更年期障害を考えます。

48歳女性で、顔や手足のほてりが前ぶれなく出る場合は、ホットフラッシュを疑います。

解説

更年期障害は、閉経前後のホルモン変動に伴い、自律神経症状や精神症状、身体症状が出る状態です。

代表的な症状には、ほてり、のぼせ、発汗、動悸、倦怠感、肩こり、耳鳴り、不眠、気分の変動などがあります。

この症例では、48歳女性、前ぶれなく顔と手足のほてり、倦怠感、耳鳴り、肩こり、健康診断で異常なしという点から、更年期障害が最も考えられます。

東洋医学的には、舌苔が少なく乾燥し、脈が細数であるため、陰液不足による虚熱も考えやすい所見です。

ひっかけポイント
40歳代後半から50歳代女性のほてり、のぼせ、発汗は更年期障害を考えます。甲状腺機能低下では寒がりや動作緩慢が中心です。

選択肢の確認

1.蓄積性疲労
誤り。
倦怠感はありますが、前ぶれなく顔と手足のほてりが出る点、48歳女性である点から、更年期障害がより適切です。

2.更年期障害
正しい。
閉経前後の女性で、ほてり、倦怠感、耳鳴り、肩こりなどがみられ、健康診断で明らかな異常がない場合、更年期障害を考えます。

3.本態性高血圧
誤り。
本態性高血圧では血圧高値が中心です。問題文には高血圧を示す情報がなく、ほてり発作からは更年期障害が適切です。

4.甲状腺機能低下
誤り。
甲状腺機能低下では寒がり、体重増加、便秘、動作緩慢、徐脈などがみられます。ほてりや脈細数を中心とする本症例とは合いません。

覚えるポイント

  • 更年期障害ではほてり、のぼせ、発汗が重要です。
  • 肩こり、倦怠感、耳鳴り、不眠なども伴うことがあります。
  • 舌苔少、乾燥、脈細数は陰液不足や虚熱を考える所見です。

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