32AM71|第32回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
リハビリテーション・生活支援神経リハビリテーション発達・姿勢反射
脳性麻痺患者について正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、脳性麻痺の特徴を確認します。
脳性麻痺は、発達期に生じた非進行性の脳病変による運動・姿勢の障害です。
解説
脳性麻痺では、脳病変そのものは基本的に進行しません。しかし、成長に伴って筋緊張異常や姿勢異常の影響が蓄積し、関節拘縮、股関節脱臼、側弯などの骨格変形を生じることがあります。
乳児期は発達の個人差もあり、診断が容易とは限りません。根治的治療法が確立しているわけではなく、リハビリテーション、装具、薬物療法、手術などを組み合わせて機能改善と合併症予防を目指します。
ひっかけポイント
脳性麻痺は「脳病変は非進行性」ですが、二次的な関節拘縮や骨格変形は進行することがあります。
選択肢の確認
1.脳病変は進行する。
誤り。
脳性麻痺の脳病変は基本的に非進行性です。ただし、成長に伴う二次的な筋骨格の問題は変化します。
2.骨格の変形を生じる。
正しい。
筋緊張異常や姿勢異常により、関節拘縮、股関節脱臼、側弯などの骨格変形を生じることがあります。
3.乳児期の診断は容易である。
誤り。
乳児期は発達の個人差があり、運動発達の遅れや姿勢異常がはっきりしないこともあります。診断が容易とは限りません。
4.疾患の根治的治療法が確立している。
誤り。
脳性麻痺の根治的治療法が確立しているわけではありません。リハビリテーションや装具などで機能維持・改善を図ります。
覚えるポイント
- 脳性麻痺は非進行性の脳病変による運動・姿勢障害です。
- 成長に伴い骨格変形や関節拘縮が生じることがあります。
- 治療は機能改善、合併症予防、生活支援が中心です。