32AM70|第32回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
リハビリテーション・生活支援運動器リハビリテーション切断・義肢・拘縮
近年の下肢切断の原因で最も頻度が高いのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、下肢切断の原因として重要な糖尿病性足病変を確認します。
近年の下肢切断では、外傷だけでなく、糖尿病や末梢動脈疾患による足部壊疽が重要です。
解説
糖尿病では、末梢神経障害、末梢循環障害、感染への抵抗力低下が重なり、足潰瘍や壊疽が起こりやすくなります。
感覚が鈍くなると小さな傷に気づきにくく、血流障害があると治りにくくなります。感染が進行すると、下肢切断が必要になることがあります。
労働災害や交通事故も下肢切断の原因になり得ますが、近年の頻度としては糖尿病性足部壊疽が重要です。
糖尿病は血糖だけでなく、神経障害、腎症、網膜症、足病変、感染リスクまでつなげて理解します。
選択肢の確認
1.労働災害
誤り。
労働災害は外傷性切断の原因になりますが、近年の下肢切断で最も頻度が高い原因としては糖尿病性足部壊疽が重要です。
2.悪性腫瘍
誤り。
悪性腫瘍によって切断が必要になることはありますが、下肢切断の原因として最も頻度が高いものではありません。
3.交通事故
誤り。
交通事故は外傷性切断の原因になりますが、近年の下肢切断で最も多い原因としては不適切です。
4.糖尿病性足部壊疽
正しい。
糖尿病による神経障害、血流障害、感染により足部壊疽が生じ、下肢切断の原因となります。
覚えるポイント
- 糖尿病性足部壊疽は下肢切断の重要な原因です。
- 糖尿病では神経障害、血流障害、感染が足病変を悪化させます。
- 足の観察、フットケア、血糖管理が予防に重要です。