34PM172|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
きゅう理論艾・灸法艾製造・精製度・焦灼灸・小児への配慮
灸術で最も精製度が高い艾を用いるのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、灸術の種類と使用する艾の精製度の関係が問われています。
小さく直接皮膚上で燃焼させる灸ほど、熱刺激を調整しやすい高精製の艾が必要です。
解説
糸状灸は、糸のように細く小さく艾をひねって施灸する方法です。皮膚に直接すえるため、燃焼が穏やかで、夾雑物が少なく、柔らかい高精製艾が適しています。
温灸、押灸、隔物灸は、直接皮膚上で小さな艾炷を燃やす糸状灸に比べると、必ずしも最高精製度の艾を必要としません。
精製度が高い艾は淡黄白色で柔らかく、燃焼温度が比較的穏やかです。精製度が低い艾は不純物が多く、燃焼が強くなりやすいため、直接灸には不向きです。
ひっかけポイント
直接皮膚に近いほど、熱刺激が強すぎないように高精製艾を使います。糸状灸は高精製艾が必要です。
選択肢の確認
1.温灸
誤り。
温灸は温熱刺激を目的とする灸法で、間接的に温める方法が多く、最も精製度が高い艾を必要とする灸術ではありません。
2.押灸
誤り。
押灸は灸を押し当てるように温熱刺激を与える方法です。糸状灸ほど高精製の艾を必要とするものではありません。
3.隔物灸
誤り。
隔物灸は、皮膚と艾の間にショウガ、ニンニク、塩などを置いて行う灸法です。間接的な灸法であり、糸状灸ほど高精製艾を必要としません。
4.糸状灸
正しい。
糸状灸は非常に小さな艾炷を直接施灸する方法で、最も精製度が高い艾を用います。熱刺激を細かく調整するため、良質な艾が必要です。
覚えるポイント
- 糸状灸には高精製艾を用います。
- 高精製艾は柔らかく、夾雑物が少なく、燃焼が穏やかです。
- 直接灸では艾の品質が熱刺激の強さに影響します。
- 隔物灸や温灸では、糸状灸ほど高精製艾を必要としません。