34PM158第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

東洋医学臨床論症例治療帯状疱疹後痛・顎関節痛・片頭痛・胆石発作・COPD

次の症例について問いに答えよ。「45歳の女性。心窩部右側の強い痛みと悪心があり近医を受診。血中コレステロール、中性脂肪はともに高値でBMIは27。右肩への放散痛があり、マーフィー徴候は陽性。背部叩打痛と便通異常はない。」主訴を主治する奇穴を取穴する場合の指標として最も適切なのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、胆嚢・胆道系の痛みに用いられる奇穴を考えます。

胆嚢疾患の主訴を主治する奇穴として胆嚢点が重要で、その取穴では腓骨頭が指標になります。

解説

症例では、右心窩部痛、悪心、右肩への放散痛、マーフィー徴候陽性があり、胆石症や胆嚢炎を考えます。

胆嚢点は胆嚢疾患に関係して用いられる奇穴で、下腿外側に取ります。取穴では腓骨頭を指標として位置を確認します。

腰三角は腰部、膝蓋骨底や膝蓋靱帯は膝前面の指標です。胆嚢点の取穴指標として最も適切なのは腓骨頭です。

ひっかけポイント
胆嚢点は名前から腹部を連想しやすいですが、下腿外側にある奇穴です。腓骨頭を指標にします。

選択肢の確認

1.腰三角
誤り。
腰三角は腰部の体表指標で、胆嚢点の取穴指標ではありません。胆嚢疾患の奇穴では腓骨頭を確認します。

2.膝蓋骨底
誤り。
膝蓋骨底は膝前面の経穴や奇穴を取る際の指標になりますが、胆嚢点の指標としては適切ではありません。

3.膝蓋靱帯
誤り。
膝蓋靱帯は膝前面の取穴で重要な指標です。胆嚢点の取穴指標ではありません。

4.腓骨頭
正しい。
胆嚢疾患に用いられる奇穴である胆嚢点は、下腿外側で腓骨頭を指標として取穴します。設問の主訴に対する奇穴の指標として最も適切です。

覚えるポイント

  • 胆嚢疾患では奇穴の胆嚢点を押さえます。
  • 胆嚢点は下腿外側にあります。
  • 胆嚢点の取穴では腓骨頭を指標にします。
  • 右季肋部痛、右肩放散痛、マーフィー徴候陽性は胆嚢疾患を考えます。

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