34PM121|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
経絡経穴概論要穴・腧穴総論募穴・天応穴・五兪穴・原穴・郄穴・絡穴・八会穴・八総穴
原気が集まるとされ、体が重だるく関節が痛むときに用いる経穴の部位はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、原穴と兪穴の考え方を組み合わせて、該当する経穴の部位を選びます。
「原気が集まる」とされるのは原穴です。また、五兪穴では兪穴が体の重だるさや関節痛に用いられるとされます。
解説
陰経では、兪穴が原穴を兼ねます。手少陰心経の神門は、兪穴であり原穴でもあります。
神門の部位は、手関節前内側、尺側手根屈筋腱の橈側縁、手関節掌側横紋上です。したがって、正答は選択肢3です。
選択肢1は手陽明大腸経の三間、選択肢2は足陽明胃経の衝陽、選択肢4は足少陽胆経の足臨泣を示します。いずれも重要な経穴ですが、設問の条件に合う部位は神門です。
ひっかけポイント
陽経では原穴と兪穴が別にありますが、陰経では兪穴が原穴を兼ねます。この違いを押さえます。
選択肢の確認
1.手背、第2中手指節関節橈側の近位陥凹部
誤り。
これは三間の部位です。三間は手陽明大腸経の兪穴ですが、原穴ではありません。設問の条件に最も合うものではありません。
2.足背、第2中足骨底部と中間楔状骨の間、足背動脈拍動部
誤り。
これは衝陽の部位です。衝陽は足陽明胃経の原穴ですが、体が重だるく関節が痛むときに用いる兪穴の条件とは一致しません。
3.手関節前内側、尺側手根屈筋腱の橈側縁、手関節掌側横紋上
正しい。
これは神門の部位です。神門は手少陰心経の兪穴であり原穴でもあります。設問の条件に合います。
4.足背、第4・第5中足骨底接合部の遠位、第5指の長指伸筋腱外側の陥凹部
誤り。
これは足臨泣の部位です。足少陽胆経の兪穴であり八脈交会穴として重要ですが、設問の原穴を兼ねる兪穴としては神門が適切です。
覚えるポイント
- 原穴は原気が集まるところとされます。
- 五兪穴の兪穴は、体重節痛に用いるとされます。
- 陰経では兪穴が原穴を兼ねます。
- 神門は手少陰心経の兪穴・原穴です。
- 神門は手関節掌側横紋上、尺側手根屈筋腱の橈側縁に取ります。