34AM48|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学総論検査・治療総論尿所見・血小板・原因療法・心音
心音の増強がみられるのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、心音が増強する病態と減弱する病態の区別が問われています。
僧帽弁狭窄症では、I音の亢進や拡張期ランブル、開放音などが重要です。
解説
僧帽弁狭窄症では、僧帽弁が狭く硬くなることで、左房から左室への血流が障害されます。典型的には、心尖部で拡張期雑音が聴かれ、I音の増強がみられることがあります。
一方、COPD、心囊液貯留、肥満では、心音が体表まで伝わりにくくなり、心音が減弱して聴こえることがあります。
COPDでは肺の過膨張により心音が遠くなりやすく、心囊液貯留では心臓の周囲に液体がたまることで心音が減弱します。肥満では皮下脂肪により聴診音が伝わりにくくなります。
ひっかけポイント
心音が小さくなる病態と、弁膜症で心音や雑音が目立つ病態を分けて考えます。
選択肢の確認
1.僧帽弁狭窄症
正しい。
僧帽弁狭窄症では、I音の増強や拡張期雑音がみられることがあります。選択肢の中で心音の増強がみられる病態として適切です。
2.COPD
誤り。
COPDでは肺が過膨張し、心音が胸壁に伝わりにくくなるため、心音は減弱して聴こえることがあります。増強する代表疾患ではありません。
3.心囊液貯留
誤り。
心囊液が貯留すると、心臓の周囲に液体がたまり、心音が遠く小さく聴こえやすくなります。心音増強ではなく減弱を考えます。
4.肥満
誤り。
肥満では皮下脂肪により心音が体表へ伝わりにくく、心音は減弱して聴こえることがあります。心音増強の代表ではありません。
覚えるポイント
- 僧帽弁狭窄症ではI音増強や拡張期雑音が重要です。
- COPDでは心音が減弱しやすいです。
- 心囊液貯留では心音減弱がみられます。
- 肥満では心音が聴き取りにくくなります。