34AM38|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
病理学炎症・腫瘍ラングハンス巨細胞・TNM分類
大腸癌のTNM分類を行う上で必要な情報はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、がんの進行度を表すTNM分類の構成要素が問われています。
TNMは、原発腫瘍、リンパ節転移、遠隔転移の3つを評価する分類です。
解説
TNM分類は次の3つで構成されます。
- T:原発腫瘍の広がりや深達度
- N:所属リンパ節転移の有無や程度
- M:遠隔転移の有無
したがって、大腸癌のTNM分類を行ううえで必要な情報として、遠隔転移の有無は重要です。
組織型、静脈侵襲、腫瘍の存在部位も診療上は重要な情報ですが、TNM分類のT、N、Mそのものを構成する項目としては遠隔転移の有無を選びます。
ひっかけポイント
TNMのMは Metastasis、つまり遠隔転移です。病理で重要な情報でも、TNMそのものの項目かどうかを確認します。
選択肢の確認
1.組織型
誤り。
組織型はがんの性質を知るうえで重要ですが、TNM分類のT、N、Mの直接の構成要素ではありません。
2.遠隔転移の有無
正しい。
TNM分類のMは遠隔転移の有無を示します。大腸癌の進行度評価に必要な情報です。
3.静脈侵襲の有無
誤り。
静脈侵襲の有無は病理学的に重要で、再発リスクなどの評価に関係します。ただし、TNM分類の直接の構成項目ではありません。
4.腫瘍の存在する大腸の部位
誤り。
腫瘍の部位は治療方針や手術法を考えるうえで重要ですが、TNM分類のT、N、Mそのものの項目ではありません。
覚えるポイント
- TNM分類は、T、N、Mでがんの進行度を表します。
- Tは原発腫瘍の広がりです。
- Nは所属リンパ節転移です。
- Mは遠隔転移です。
- 診療上重要な情報とTNMの構成要素を区別します。