34AM23|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
解剖学感覚器・自律神経・組織視覚伝導路・涙腺・細胞接着
細胞間接着装置で、細胞間隙を塞いで水や分子の通過のバリアとなるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、細胞間接着装置のうち、バリア機能をもつ構造が問われています。
上皮細胞では、物質が細胞と細胞のすき間を自由に通らないようにする仕組みが重要です。
解説
タイト結合は、隣り合う細胞どうしを密着させ、細胞間隙を塞ぎます。これにより、水や分子が細胞間を通過するのを制限し、上皮のバリア機能を作ります。
腸上皮、腎尿細管、血液脳関門などでは、タイト結合による透過性の調節が重要です。
接着帯やデスモソームは機械的な接着を強める構造です。ギャップ結合は細胞間でイオンや小分子を通す連絡装置です。
ひっかけポイント
「通さない」のがタイト結合、「情報や小分子を通す」のがギャップ結合です。機能が逆なので注意します。
選択肢の確認
1.接着帯
誤り。
接着帯は細胞どうしを帯状に接着し、細胞の形や上皮構造を保つのに関係します。細胞間隙を塞いで水や分子の通過を防ぐ主役ではありません。
2.タイト結合
正しい。
タイト結合は細胞間隙を塞ぎ、水や分子が細胞間を通過するのを制限します。上皮のバリア機能として重要です。
3.ギャップ結合
誤り。
ギャップ結合は隣接細胞間でイオンや小分子を通す連絡装置です。バリアとして塞ぐ構造ではなく、細胞間コミュニケーションに関係します。
4.デスモソーム
誤り。
デスモソームは細胞どうしを強く接着する構造で、皮膚など機械的ストレスを受ける組織で重要です。水や分子の通過を遮断する主な構造ではありません。
覚えるポイント
- タイト結合は細胞間隙を塞ぐバリアです。
- ギャップ結合は細胞間で小分子やイオンを通す連絡装置です。
- 接着帯とデスモソームは、主に機械的な接着に関係します。
- 上皮のバリア機能ではタイト結合を選びます。