34AM10|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
医療概論・衛生学・公衆衛生学・関係法規健康づくり・疫学健康日本21・有病率
ある一時点での集団内における特定の病気をもつ者の割合を示す疫学指標はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、疫学指標のうち有病率と罹患率の違いが問われています。
「ある一時点で、病気をもつ人の割合」とあれば有病率です。「一定期間に新たに発生した人の割合」とあれば罹患率です。
解説
有病率は、ある時点または一定期間において、集団の中にその病気をもっている人がどれくらいいるかを示す指標です。
一時点での割合は、点有病率として考えることができます。慢性疾患のように病気の期間が長い疾患では、有病率が高くなりやすいです。
一方、罹患率は一定期間内に新たに発症した人の割合を示します。発生のスピードを見る指標です。
ひっかけポイント
「今いる患者の割合」は有病率、「新しく発生した患者の割合」は罹患率です。
選択肢の確認
1.罹患率
誤り。
罹患率は、一定期間内に新たに病気になった者の割合を示す指標です。問題文は「ある一時点で病気をもつ者の割合」を問うているため、有病率が適切です。
2.有病率
正しい。
有病率は、ある一時点または一定期間に、集団内で特定の病気をもつ者の割合を示します。問題文の内容に一致します。
3.偽陽性率
誤り。
偽陽性率は、本当は病気でない人が検査で陽性と判定される割合です。集団内に病気をもつ者の割合を示す指標ではありません。
4.偽陰性率
誤り。
偽陰性率は、本当は病気である人が検査で陰性と判定される割合です。有病率とは異なり、検査の判定性能に関する指標です。
覚えるポイント
- 有病率は、ある時点で病気をもっている人の割合です。
- 罹患率は、一定期間に新たに発症した人の割合です。
- 偽陽性率と偽陰性率は、検査の正確さに関する指標です。
- 疫学指標では、「時点」か「期間内の新規発生」かを確認します。