33AM4|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
医療概論・衛生学・公衆衛生学・関係法規医療制度・医療倫理医学研究倫理・国民医療費・公費医療・パターナリズム
パターナリズムに基づいている行為はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、医療倫理におけるパターナリズムの意味が問われています。
パターナリズムとは、医療者が患者のためによいと判断して、患者の意思よりも医療者の判断を優先する考え方です。
解説
パターナリズムは、父権主義とも呼ばれます。医療者が専門知識を持つ立場から、患者本人の意思決定よりも医療者の判断を重視して治療方針を決めるような行為が該当します。
現代医療では、患者の自己決定権、説明と同意、インフォームド・コンセントが重視されます。患者が十分な説明を受け、自分で治療方針を選択できるよう支援することが基本です。
ひっかけポイント
「患者のため」という意図があっても、患者の意思を十分に尊重せず医療者が一方的に決める場合はパターナリズムです。
選択肢の確認
1.治療方針は医療者が決める。
正しい。
医療者が患者の意思よりも自分の判断を優先して治療方針を決める行為は、パターナリズムに基づく考え方です。
2.個人情報の保護に取り組む。
誤り。
個人情報の保護は、患者のプライバシーを守るための倫理的・法的な取り組みです。パターナリズムではありません。
3.患者の自己決定権を尊重する。
誤り。
患者の自己決定権を尊重することは、パターナリズムとは反対に、患者中心の医療に基づく考え方です。
4.患者が治療内容の説明を受ける。
誤り。
患者が説明を受けることはインフォームド・コンセントに関係します。患者が理解し、意思決定するために重要です。
覚えるポイント
- パターナリズムは医療者が患者に代わって一方的に決める考え方です。
- 現代医療では患者の自己決定権が重視されます。
- インフォームド・コンセントでは説明と同意が重要です。
- 個人情報保護はプライバシーの尊重に関係します。