33AM37第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

病理学感染・腫瘍関連ウイルスHIV・HPV

HIV感染によって最も傷害を受ける細胞はどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、HIVが主に標的とする免疫細胞が問われています。

HIVはCD4陽性T細胞に感染し、免疫機能を低下させます。

解説

HIVはヒト免疫不全ウイルスです。主にCD4陽性T細胞に感染し、これを傷害します。CD4陽性T細胞はヘルパーT細胞とも呼ばれ、免疫応答の調整に重要です。

CD4陽性T細胞が減少すると、細胞性免疫が低下し、日和見感染症や悪性腫瘍のリスクが高くなります。これが進行するとAIDSの病態につながります。

B細胞、NK細胞、細胞傷害性T細胞も免疫に重要ですが、HIV感染で最も傷害を受ける代表細胞はCD4陽性T細胞です。

ひっかけポイント
HIVはCD4をもつヘルパーT細胞を標的にします。免疫全体を調整する細胞が減るため、日和見感染が起こりやすくなります。

選択肢の確認

1.B細胞
誤り。
B細胞は抗体産生に関係するリンパ球です。HIV感染で最も傷害を受ける代表細胞ではありません。

2.NK細胞
誤り。
NK細胞は自然免疫に関係し、ウイルス感染細胞や腫瘍細胞を攻撃します。HIVの主標的ではありません。

3.CD4陽性T細胞
正しい。
HIVはCD4陽性T細胞に感染し、これを傷害します。免疫機能低下の中心となる細胞です。

4.細胞傷害性T細胞
誤り。
細胞傷害性T細胞は主にCD8陽性T細胞で、感染細胞を攻撃します。HIVで最も傷害される代表はCD4陽性T細胞です。

覚えるポイント

  • HIVはCD4陽性T細胞を主に傷害します。
  • CD4陽性T細胞はヘルパーT細胞です。
  • CD4陽性T細胞低下により日和見感染が起こりやすくなります。
  • AIDSはHIV感染が進行した状態です。

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