32PM168|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
はり理論鍼刺激と神経生理一次痛・痛覚伝導・発汗・NO
痛覚の伝導に関与するのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、痛覚が脊髄のどの経路を通って上行するかが問われています。
痛覚と温度覚は、主に脊髄視床路を通り、脊髄前側索を上行します。
解説
痛覚は末梢の侵害受容器で受け取られ、後根から脊髄後角に入ります。その後、脊髄内で反対側へ交叉し、脊髄前側索を上行して視床、大脳皮質へ伝わります。
この経路は外側脊髄視床路を中心に整理されます。したがって、痛覚の伝導に関与する部位としては脊髄前側索が正しいです。
後索は識別性触覚、振動覚、位置覚などを伝えます。痛覚とは経路が異なります。
ひっかけポイント
痛覚と温度覚は前側索、振動覚と位置覚は後索と整理します。
選択肢の確認
1.脊髄灰白質中間質
誤り。
脊髄灰白質中間質は自律神経や介在ニューロンなどと関係しますが、痛覚の上行伝導路として選ぶ部位ではありません。
2.脊髄前側索
正しい。
痛覚は脊髄視床路を通り、脊髄前側索を上行します。温度覚も同様に前側索で整理します。
3.脊髄後側索
誤り。
後側索という表現は痛覚伝導路としては適切ではありません。痛覚は前側索を上行します。
4.脊髄後索
誤り。
後索は識別性触覚、振動覚、位置覚を伝える経路です。痛覚伝導の主経路ではありません。
覚えるポイント
- 痛覚は脊髄視床路で伝わります。
- 痛覚は脊髄前側索を上行します。
- 温度覚も前側索で整理します。
- 後索は振動覚、位置覚、識別性触覚です。