32PM162|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
はり理論鍼具・手技・小児鍼単回使用毫鍼・押手・小児鍼
押手について最も適切なのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、鍼施術における押手の役割が問われています。
押手は、刺鍼部位を安定させ、患者の体動や皮膚・筋の状態を把握し、安全に刺鍼するために重要です。
解説
押手は、刺手と協調して鍼を安全に操作するための手です。刺鍼部位を固定し、皮膚や筋の緊張、患者の反応、急な体動などを察知します。
患者が急に動くと、鍼が曲がる、深く刺さる、痛みが出るなどのリスクがあります。押手で体動を察知し、刺鍼部位の動揺を防ぐことは安全管理上とても重要です。
刺鍼抵抗を直接感じるのは主に刺手の役割です。押手は固定、誘導、安全確認の役割を持ちます。
安全管理上のポイント
押手は単に皮膚を押さえるだけではなく、患者の動きや組織の状態を感じ取り、事故を防ぐために使います。
選択肢の確認
1.刺鍼部位の皮膚や筋肉を和らげる。
誤り。
押手により皮膚や筋の緊張を確認し、刺入しやすくすることはありますが、最も適切な説明としては急な体動の察知と動揺防止が重要です。
2.左右圧に相当するのは固定圧である。
誤り。
押手の圧には固定圧、左右圧、上下圧などがあります。左右圧そのものを固定圧とする記述は不適切です。
3.患者の急な体動を察知し、動揺を防ぐ。
正しい。
押手は刺鍼部位を安定させ、患者の急な体動を察知し、鍼の動揺を防ぎます。安全な施術に不可欠です。
4.刺鍼抵抗を察知する。
誤り。
刺鍼抵抗を主に感じるのは刺手です。押手でも組織の状態は確認しますが、刺鍼抵抗の把握を主機能とするのは適切ではありません。
覚えるポイント
- 押手は刺鍼部位を固定します。
- 押手は患者の急な体動を察知します。
- 押手は鍼の動揺を防ぎ、安全性を高めます。
- 刺鍼抵抗は主に刺手で感じます。