32AM2|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
医療概論・衛生学・公衆衛生学・関係法規医療制度・医療倫理地域医療支援病院・難病・チーム医療・ケアプラン
難病に対する公費負担医療に期待される役割として最も適切なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、難病に対する公費負担医療の目的を確認します。
難病対策では、患者の医療費負担を軽減するだけでなく、症例情報を集めて病態解明や治療法開発につなげる研究推進の役割が重要です。
解説
難病は、原因が明確でない、治療法が確立していない、長期療養が必要になるなどの特徴をもつ疾患です。
難病に対する公費負担医療では、対象患者の医療費を助成することで、患者の受療を支えます。同時に、医療情報を集積し、疾患の実態把握、診断基準の整備、治療法の開発などに役立てることが期待されます。
そのため、選択肢の中では「研究推進」が最も適切です。
ひっかけポイント
難病医療費助成は、単なる福祉的給付だけでなく、難病研究を進める役割も持つ点を押さえます。
選択肢の確認
1.国家賠償
誤り。
国家賠償は、国や公共団体の違法行為によって損害が生じた場合の賠償制度です。難病に対する公費負担医療の主な役割ではありません。
2.公衆衛生
誤り。
公衆衛生は集団の健康保持や疾病予防に関係しますが、難病に対する公費負担医療に特に期待される役割としては研究推進が最も適切です。
3.社会福祉
誤り。
難病患者への支援には社会福祉的側面もありますが、この設問で問われる公費負担医療に期待される役割としては研究推進を選びます。
4.研究推進
正しい。
難病の医療費助成では、患者の負担軽減とともに、症例情報を集めて原因解明や治療法開発につなげる研究推進が期待されます。
覚えるポイント
- 難病は原因不明、治療法未確立、長期療養が必要な疾患です。
- 難病医療費助成は患者の医療費負担を軽減します。
- 難病対策では症例情報の収集が重要です。
- 研究推進は難病に対する公費負担医療の重要な役割です。