45AM48|第45回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
CO2 レーザ手術装置で正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、CO2レーザ手術装置の特徴と安全管理が問われています。
CO2レーザは、波長約10.6 μmの赤外線レーザで、水に強く吸収されます。そのため、組織表面で吸収されやすく、切開や蒸散に用いられます。
解説
CO2レーザは水分に吸収されやすいため、組織表面でエネルギーが熱に変わり、切開、蒸散、凝固に利用されます。
照射部位の周辺組織や燃えやすい物を保護するためには、濡れたガーゼを用いることがあります。水分がレーザ光を吸収し、熱損傷や発火を防ぐためです。
CO2レーザは可視光ではないため、照射位置を確認するためにHe-Neレーザなどのガイド光を用います。また、レーザ安全管理として保護メガネも必要です。
安全管理上のポイント
レーザ手術では、目の保護、反射光対策、燃焼対策、煙の吸引、照射部位周辺の保護を確認します。
選択肢の確認
1.照射部位周辺の保護には濡れたガーゼを用いる。
正しい。
CO2レーザは水に吸収されやすいため、濡れたガーゼは周辺組織や周辺物の保護に有効です。熱損傷や発火を防ぐ目的で用いられます。
2.導光路は石英ガラスファイバである。
誤り。
CO2レーザの波長は一般的な石英ガラスファイバを透過しにくいため、通常の石英ガラスファイバ導光には適しません。多関節ミラーアームなどで導光する方式が代表的です。
3.保護メガネは不要である。
誤り。
CO2レーザは目に障害を起こす危険があり、保護メガネは必要です。可視光でないレーザでも安全対策を省略してはいけません。
4.ガイド光は不要である。
誤り。
CO2レーザ光は不可視の赤外線であるため、照射位置を確認するために可視のガイド光を用います。ガイド光は安全で正確な照射に重要です。
5.切開には使用できない。
誤り。
CO2レーザは組織表面で水に吸収され、切開や蒸散に利用できます。外科、耳鼻咽喉科、皮膚科などで用いられるレーザ手術装置です。
覚えるポイント
- CO2レーザの波長は約10.6 μmで、赤外線である。
- CO2レーザは水に吸収されやすい。
- 照射部位周辺の保護には濡れたガーゼを用いることがある。
- CO2レーザは切開、蒸散、凝固に用いられる。
- 不可視光のため、ガイド光と保護メガネが重要である。