45AM27|第45回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
生体情報を取得するために外部からのエネルギー照射を必要としない装置はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、生体情報を得るときに 外部からエネルギーを照射する装置 と、体から自然に出ている情報を受け取る装置を区別します。
サーモグラフィ装置は、生体表面から放射される 赤外線 を検出して温度分布を画像化します。
そのため、原理的には外部からX線、超音波、光などを照射する必要がありません。
解説
医用計測や医用画像では、外部からエネルギーを与えて、その透過、反射、散乱、吸収などを測定する装置が多くあります。
例えば、X線CT装置はX線を体に照射します。超音波診断装置は超音波を体内へ送信し、その反射波を受信します。パルスオキシメータは赤色光と赤外光を指や耳などに照射します。
MRI装置では、強い静磁場、傾斜磁場、高周波パルスを用いて信号を得ます。
一方、サーモグラフィ装置は、体表面から自然に放射される赤外線を受け取ります。外部からエネルギーを照射するのではなく、放射されている赤外線を検出する受動的な測定です。
ひっかけポイント
パルスオキシメータも非侵襲的ですが、赤色光と赤外光を照射します。
「非侵襲」と「外部エネルギー照射が不要」は同じ意味ではありません。
選択肢の確認
1.X 線 CT 装置
誤り。
X線CT装置は、体外からX線を照射し、体内を透過したX線を検出して画像を作ります。外部からのエネルギー照射を必要とします。
2.超音波診断装置
誤り。
超音波診断装置は、プローブから超音波を体内へ送信し、反射波を受信します。外部から超音波エネルギーを与える装置です。
3.サーモグラフィ装置
正しい。
サーモグラフィ装置は、体表面から自然に放射される赤外線を検出して温度分布を画像化します。生体情報取得のために外部からエネルギーを照射する必要がありません。
4.MRI 装置
誤り。
MRI装置は静磁場、傾斜磁場、高周波パルスを用いて体内から信号を得ます。外部からエネルギーや場を与えて測定する装置です。
5.パルスオキシメータ
誤り。
パルスオキシメータは赤色光と赤外光を生体に照射し、透過光または反射光から動脈血酸素飽和度を推定します。外部から光を照射します。
覚えるポイント
- サーモグラフィは、体表面からの 赤外線放射 を検出する。
- X線CTは X線を照射 する。
- 超音波診断装置は 超音波を送信 する。
- MRIは 磁場と高周波パルス を用いる。
- パルスオキシメータは 赤色光・赤外光 を照射する。
- 非侵襲でも、外部エネルギーを使う装置は多い。