45AM24|第45回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
生体に埋植したとき分解・吸収されやすい材料はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、生体吸収性材料 と 生体内で安定な材料 を区別します。
生体に埋植したときに分解・吸収されやすい代表的な高分子材料は ポリ乳酸 です。
解説
生体材料には、体内で長期間安定して使う材料と、一定期間後に分解・吸収される材料があります。
ポリ乳酸 は、生分解性高分子の代表です。体内で加水分解を受け、最終的には代謝経路に入って処理されます。そのため、吸収性縫合糸、骨固定材、薬物徐放材料などに利用されます。
一方、シリコーン、ポリプロピレン、ポリメチルメタクリレート、ポリテトラフルオロエチレンは、生体内で比較的安定な材料として扱われます。これらは長期間形を保つ目的で使われることが多く、分解・吸収されやすい材料ではありません。
第2種MEではここを押さえる
「分解・吸収されやすい」「生分解性」ときたら、まず ポリ乳酸 を思い出します。
選択肢の確認
1.ポリ乳酸
正しい。
ポリ乳酸は生体内で分解・吸収されやすい生分解性高分子です。吸収性材料として医療分野で利用されます。
2.シリコーン
誤り。
シリコーンは柔軟性があり、生体適合性の高い材料として使われますが、生体内で分解・吸収されやすい材料ではありません。
3.ポリプロピレン
誤り。
ポリプロピレンは比較的安定な合成高分子です。非吸収性縫合糸などにも使われ、分解・吸収されやすい材料ではありません。
4.ポリメチルメタクリレート
誤り。
ポリメチルメタクリレートはPMMAとも呼ばれ、骨セメントなどに使われます。生体内で分解・吸収されやすい材料ではありません。
5.ポリテトラフルオロエチレン
誤り。
ポリテトラフルオロエチレンはPTFEとも呼ばれ、化学的に安定な材料です。人工血管などにも用いられますが、生体吸収性材料ではありません。
覚えるポイント
- ポリ乳酸 は生分解性・生体吸収性材料。
- シリコーンは柔軟で安定な材料。
- ポリプロピレンは非吸収性材料として使われる。
- PMMAは骨セメントなどに使われる。
- PTFEは化学的に安定で、人工血管などに使われる。