114AM062第114回 看護師国家試験 過去問

一次性の夜尿症で通院中 nocturnal enuresis の7歳の女児。 保護者への生活のアドバイスで適切なのはどれか。

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正解: 3

正答

3.「おねしょをしても叱らないようにしましょう」

この問題のポイント

一次性夜尿症は、子ども自身の意志で制御できない生理的状態であり、治療の中心は子どもの心理的負担を軽減することにある。保護者の対応が症状の悪化を防ぐ鍵となるため、生活指導の基本原則「起こさない・あせらない・怒らない」が重要である。

解説

夜間の尿失禁は、膀胱の成熟度や夜間の抗利尿ホルモン分泌の未確立によるもので、本人の努力とは無関係。そのため、叱責や責める行動はストレスを増加させ、症状を悪化させる。保護者は子どもの不安を軽減し、無理に「できるようになる」という期待を抱かせないで、安心できる環境を提供することが必要。また、就寝前の水分摂取を控えめにし、1日の総水分量を減らすこともせず、規則正しい生活をサポートすることが推奨される。

選択肢の確認

1.「1日に飲む水分の量を減らしましょう」:小児の脱水リスクを増加させるため、不適切。
2.「寝る直前に水分をしっかり飲ませましょう」:就寝直前は水分摂取を控え、夜間尿量を増やすため誤り。
3.「おねしょをしても叱らないようにしましょう」:症状の原因が本人の意志ではないため、叱らないことが最も重要。
4.「夜中、決めた時間に起こして排尿を促しましょう」:睡眠リズムの乱れを引き起こし、夜尿を悪化させるため不適切。

覚えるポイント

夜尿症の生活指導は「怒らない・あせらない・起こさない」の三原則。保護者は子どもの成長を支える存在であり、感情的なサポートが治療効果を高める。

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