114AM002|第114回 看護師国家試験 過去問
平均寿命で正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
平均寿命の定義は「0歳児の平均余命」として理解することが鍵です。生命表に基づく統計で、ある年齢(0歳)から死亡までの期待値を示す指標であり、国や時代を比較する際の標準的な指標です。
解説
平均寿命とは、ある年に生まれた0歳児が、将来の死亡率が一定と仮定した場合に、平均して何年生きられるかを示す値です。この値は、生命表から計算され、日本では令和5年において男性81.09年、女性87.14年とされています。この指標は、健康状態や医療水準を評価する上で重要な役割を果たします。誤解を招くのは、死亡者の年齢の平均(死亡時平均年齢)や、健康な人間が健康に過ごせる期間(健康寿命)と混同することです。
選択肢の確認
1.0歳の平均余命である。:正しい。平均寿命の定義そのもので、0歳児の平均余命 e₀ と一致します。
2.50 歳の平均余命である。:間違っている。50歳の平均余命は「その年齢層の生存期待値」で、平均寿命とは異なる指標です。
3.死亡者の平均年齢である。:間違っている。実際の死亡年齢の平均は「死亡時平均年齢」と呼ばれ、平均寿命とは異なる概念です。
4.健康な60 歳の健康寿命と同じである。:間違っている。健康寿命は健康に過ごせる期間で、平均寿命より短く、実際には約9〜12年ほど低い傾向があります。
覚えるポイント
「平均寿命=0歳児の平均余命」という関係を必ず覚えてください。国試で頻出のテーマであり、他の指標(死亡時平均年齢、健康寿命)との違いを明確に区別することが重要です。