61AM051第61回 理学療法士国家試験 過去問

三角骨に接するのはどれか。

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正解: 1

正答

1.月状骨

この問題のポイント

手根骨の解剖的関係を正確に把握することは、理学療法士の臨床判断において重要です。特に近位列の骨の配置とその相互接続を理解することで、手の機能評価や障害の診断に活かせます。本問では「三角骨に接するのはどれか」と問われ、橈側に位置する月状骨が正解です。

解説

三角骨(triquetrum)は、手根骨の近位列に位置し、橈側に隣接する骨は月状骨です。この2つの骨は直接関節面で接しており、橈骨頭と尺骨頭の間にある三角線維軟骨複合体(TFCC)を介して結びついています。掌側には豆状骨が乗っており、遠位では有鈎骨と関節します。この構造は、手の安定性と動きの可動性を支えています。

臨床的にも、手の動きの制限や痛みの原因を特定する際に、この近位列の骨間関係を理解することが必要です。特に、TFCCの損傷や手の橈側の痛みでは、三角骨と月状骨の関連性が重要視されます。

選択肢の確認

1.月状骨:正しい。橈側に位置し、直接関節面で接している。
2.舟状骨:舟状骨は近位列の橈側端にあり、三角骨とは離れている。
3.小菱形骨:遠位列に位置し、三角骨とは接していない。
4.大菱形骨:遠位列の橈側端にあり、最も離れている。
5.有頭骨:有頭骨は遠位列の中央にあり、三角骨とは関連なし。

覚えるポイント

手根骨の近位列を「舟→月→三角→豆」と整理すると、橈側から尺側へ並ぶ。三角骨の隣接は「橈側=月状骨、遠位=有鈎骨、掌側=豆状骨」という3つの方向で記憶できる。語呂「父さんの月収は大小ありそう」は、骨の配置を覚えやすくする有効な方法です。

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