60PM021第60回 理学療法士国家試験 過去問

CBR マトリクスに含まれる項目はどれか。2 つ選べ。

2つ選択
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正解: 1・4

正答

1.教育 4.エンパワメント

この問題のポイント

CBRマトリクスは、地域に根ざしたリハビリテーションの実現を支える5つの主要なコンポーネントから構成されています。これらの項目は、患者の生活の質を高めるために必要な社会的・個人的支援を網羅しています。理学療法士が関わる中で、特に「教育」と「エンパワメント」は、患者自身が自らの身体機能や生活を管理・改善できる力を育てることに直接つながります。

解説

CBR(地域に根ざしたリハビリテーション)マトリクスは、世界保健機関(WHO)が提唱した枠組みで、障害者や高齢者などが自らの生活をより良くできるようにするための5つの柱を定義しています。その5つは「保健」「教育」「生計」「社会参加」「エンパワメント」です。
「教育」とは、患者が身体機能の理解や適切な行動を取るための知識を得ることを意味します。理学療法士が提供する情報や指導を通じて、患者が自分の身体の変化や治療の重要性を理解できるよう支援します。
「エンパワメント」は、患者が自らの生活をコントロールできる力を育てることを指します。例えば、日常生活の動作選択や環境への対応を主体的に取り組めるようになることで、治療の継続性や生活の質が向上します。
一方、「バリアフリー」「人生の質」「ユニバーサルデザイン」は、環境整備や治療の目的として重要ですが、CBRマトリクスの構成項目とは言えません。特に「人生の質(QOL)」は治療の目的として位置づけられ、マトリクスの5項目とは別に評価されるものです。

選択肢の確認

1.教 育:正しい。CBRマトリクスの5つの主要項目の一つ。
4.エンパワメント:正しい。患者の自立を促すための核心的な要素。
2.人生の質:間違っている。治療の目的ではあるが、マトリクスの項目ではない。
3.バリアフリー:間違っている。環境設計の指針であり、構成項目ではない。
5.ユニバーサルデザイン:間違っている。設計の原則であり、マトリクスの項目ではない。

覚えるポイント

公式正答は1・4。設問条件と各選択肢の違いを結び付けて覚える。

60PM02060PM022
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