59AM085|第59回 理学療法士国家試験 過去問
出生時に出現していないのはどれか。
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正解: 5
正答
5.対称性緊張性頸反射
この問題のポイント
新生児期に出現する反射の出現タイミングを理解することで、出生時かどうかを判断できる。特に、出生時から見られる反射と、その後に出現または消失する反射を区別することが鍵である。
解説
出生時に出現しない反射は「対称性緊張性頸反射」である。この反射は、頭を上下に動かすと、腕と脚が対称的に反対の動きをするもので、生後4〜6か月頃に出現し、8か月頃に消失する。出生時には存在しない。一方、Moro反射、Galant反射、緊張性迷路反射は出生時から見られる。特にMoro反射は突然の刺激に対して両腕を広げ、その後抱き寄せることで、出生時から現れ、4〜6か月まで持続する。Galant反射は背中を軽く触れると体が曲がる反射で、出生時から見られる。緊張性迷路反射は頭の位置に応じて筋緊張が変化し、出生時から見られるが、成長とともに消失する。これらの反射は、発達段階を理解する上で重要であり、出生時かどうかの判断は出現時期の把握に依存する。
選択肢の確認
1.Moro 反射:出生時から出現。突然の刺激に対して腕を広げ、抱き寄せることで確認。
2.Galant 反射:出生時から出現。脊椎に沿って触れると体が曲がる。
3.Babinski 反射:出生時から出現。足の裏を軽く触れると指が扇状に広がる。
4.緊張性迷路反射:出生時から出現。頭の位置に応じて全身の筋緊張が変化。
5.対称性緊張性頸反射:出生時には出現しない。生後4〜6か月に出現、8か月頃に消失。
覚えるポイント
「出生時から見られる」反射はMoro、Galant、緊張性迷路、Babinski。これらはすべて出生時から存在し、発達過程で徐々に消失または変化する。対称性緊張性頸反射は、出生時ではなく、生後数か月後に出現するため、正解となる。