111Q149|第111回 薬剤師国家試験 過去問
我が国の公的医療保険制度に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: 3・5
正答
3・5
この問題のポイント
公的医療保険について、保険料、現物給付、保険調剤、給付範囲、被用者保険という五つの観点を整理します。
解説
日本の公的医療保険は国民皆保険ですが、保険者や所得、地域などにより保険料の算定方法・額は異なります。療養の給付は現物給付が原則で、患者は医療機関の窓口で年齢・所得に応じた一部負担金を支払い、保険者負担分を一旦全額立て替えるわけではありません。保険薬局で保険調剤を受けるには、保険医療機関の保険医などが交付した処方箋が必要です。健康保険と国民健康保険で療養の給付の基本範囲は共通します。健康保険は会社員などを対象とする被用者保険です。
選択肢の確認
1.保険料は、保険の種類に関わらず全国で統一された同じ金額である。:誤り。保険制度、保険者、所得などで異なります。
2.加入者が療養の給付を受けた際、一旦、全額を支払い、保険給付分は申請して 受け取る。:誤り。療養の給付は現物給付が原則です。
3.保険調剤を受けるには、保険医等が交付した処方箋が必要である。:正答。保険薬局での調剤の根拠になります。
4.療養の給付の範囲は、健康保険と国民健康保険では異なる。:誤り。基本的な給付範囲は同じです。
5.健康保険は、被用者保険である。:正答。被用者とその被扶養者を対象とします。
覚えるポイント
療養の給付は現物給付、保険調剤には保険処方箋、健康保険は被用者保険です。