111Q060第111回 薬剤師国家試験 過去問

A 群 β 溶連菌感染に続発することが多いのはどれか。1つ選べ。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

A群β溶連菌による咽頭炎や皮膚感染の後には、免疫反応を介した急性糸球体腎炎が続発することがあります。

解説

溶連菌感染後急性糸球体腎炎では、感染そのものが腎臓へ直接広がるのではなく、菌体抗原に対する免疫反応と免疫複合体の沈着により糸球体炎症が起こります。感染から一定の潜伏期を経て、血尿、蛋白尿、浮腫、高血圧、尿量減少などを呈し、補体低下を伴うことがあります。この臨床像は急性腎炎症候群に分類されます。急速進行性腎炎は数週〜数か月で腎機能が急速に悪化する別の症候群であり、単純に「急性」という語だけで選ばないことが大切です。

選択肢の確認

1.急性腎炎症候群:正答。A群β溶連菌感染後に生じる代表的な病態です。
2.急速進行性腎炎症候群:半月体形成などを伴い急速に腎不全へ進む症候群で、典型的続発病態ではありません。
3.慢性腎炎症候群:長期間持続する糸球体障害で、感染後の典型的な発症形式と異なります。
4.反復性/持続性血尿症候群:血尿が反復・持続する分類で、本問の代表ではありません。
5.ネフローゼ症候群:高度蛋白尿と低アルブミン血症が中心で、感染後急性腎炎とは異なります。

覚えるポイント

溶連菌感染後は、潜伏期の後に血尿・浮腫・高血圧を示す急性腎炎症候群を連想します。

111Q059111Q061
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