109Q140第109回 薬剤師国家試験 過去問

暑さ指数(WBGT)は、熱中症を予防することを目的として提案された指標で あり、下図に示した装置A~Cで測定した結果([温度1 ]~[温度3 ]のいずれ か)を用いて、次式より算出することができる。 屋外の場合の算出式:WBGT = 0.7 ×[温度1 ]+ 0.2 ×[温度2 ]+ 0.1 ×[温度3 ] 屋内の場合の算出式:WBGT = 0.7 ×[温度1 ]+ 0.3 ×[温度2 ] [温度1 ]~[温度3 ]は、装置A~Cのいずれかで測定した温度である。 装置A 装置B 装置C 水で湿らせたガーゼ 水を入れた容器 黒色に塗装した 薄い銅板の球 (中は空洞) ある小学校の屋外の運動場で温度を測定した結果、表1 に示す測定値が得られ た。この時の暑さ指数(WBGT)に最も近い値はどれか。1つ選べ。 表1 測定結果 装 置 温 度(℃) A 42.0 B 32.0 C 26.0

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

屋外で日射がある場合のWBGT式へ、画像に示された自然湿球温度、黒球温度、乾球温度を正しく代入します。

解説

画像では測定値Aが黒球温度42℃、Bが乾球温度32℃、Cが自然湿球温度26℃です。屋外で太陽照射がある場合、WBGTは0.7×自然湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度で求めます。したがって、0.7×26+0.2×42+0.1×32=18.2+8.4+3.2=29.8℃です。選択肢は整数なので30℃を選びます。係数を入れ替えたり、黒球温度を単純平均したりしないことが重要です。

選択肢の確認

1.29:計算値29.8℃を整数に丸めた値ではありません。
2.30:正答。屋外・日射ありの式へ代入すると29.8℃で、約30℃です。
3.32:乾球温度Bをそのまま選んだ値で、湿度や輻射熱が反映されていません。
4.33:三つの温度の単純平均に近い値ですが、WBGTは所定の重み付き和です。
5.38:黒球温度を過大に重視した値で、公式による計算結果と一致しません。

覚えるポイント

屋外・日射ありでは自然湿球0.7、黒球0.2、乾球0.1です。26、42、32を代入すると29.8、すなわち約30℃となります。

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