109Q085|第109回 薬剤師国家試験 過去問
生後3 ケ月の乳児に対する薬の使い方として適切なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
乳児へ散剤を飲ませるときは、少量の水でペーストにして口腔内へ付着させ、すぐに飲み物で流し込みます。全量を確実に服用できる方法を選びます。
解説
散剤へ数滴の水を加え、飲み切れる少量で練って頬の内側または上あごへ塗り、直後に水や授乳で飲ませる方法が適切です。熱湯は薬の安定性を損ねる可能性があり、やけどの危険もあります。1歳未満の乳児には乳児ボツリヌス症予防のためハチミツを与えません。シロップとの作り置きは配合変化、衛生、用量誤差を招きます。坐剤は製品表示に従って冷所等で保管し、凍結させたまま挿入しません。
選択肢の確認
1.散剤を熱湯で溶かしてから飲ませる。:薬の分解ややけどにつながるため不適切です。
2.散剤をハチミツに混ぜて飲ませる。:1歳未満にはハチミツを与えてはいけません。
3.散剤に数滴の水を加えてペースト状にし、頬の内側か上あごに塗りつけ、すぐ に水を飲ませる。:正答。少量で全量を確実に服用させやすい方法です。
4.散剤とシロップ剤が一緒に出ている時は、翌日分をあらかじめ混ぜて作り置き しておく。:安定性と衛生を保証できないため、服用直前に扱います。
5.坐剤は冷凍庫に保管し、冷えた状態で使用する。:凍結は避け、保管条件と使用方法を守ります。
覚えるポイント
乳児の散剤は「ごく少量で練る・頬内側か上あご・すぐ飲ませる」。ハチミツ、熱湯、作り置き、凍結坐剤は避けます。