109Q024第109回 薬剤師国家試験 過去問

地上部での光化学オキシダントの生成に関与する主な非電離放射線はどれか。 1つ選べ。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

光化学オキシダントは、窒素酸化物と炭化水素などが太陽光を受けて起こす光化学反応により生成します。地表へ届く紫外線の種類を選びます。

解説

UV-Aは波長がおよそ315~400 nmで、成層圏のオゾン層を比較的よく通過して地表へ到達します。この近紫外域の光は大気中の二酸化窒素の光解離を起点とする反応に関与し、オゾンなどの光化学オキシダント生成を進めます。UV-Cは反応を起こし得る高い光子エネルギーをもちますが、オゾン層などに吸収され地表にはほぼ届かないため、本問の「地上部」という条件を満たしません。

選択肢の確認

1.遠赤外線:主に熱作用を示す長波長の放射で、主な光化学反応源ではありません。
2.近赤外線:可視光より長波長で、二酸化窒素の主な光解離域とは異なります。
3.可視光線:地表へ多く届きますが、選択肢中で主に生成へ関与するのは近紫外域のUV-Aです。
4.UV︲A:正答。地表に到達し、窒素酸化物を含む光化学反応に関与します。
5.UV︲C:大気上層でほぼ吸収されるため、地上部での主因にはなりません。

覚えるポイント

光化学オキシダントは「NOx・炭化水素・太陽光」で生じます。紫外線は波長だけでなく地表への到達性も確認します。

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