61AM098|第61回 作業療法士国家試験 過去問
人格検査はどれか。
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正解: 1 または 3
正答
1(CMI)、3(STAI)
この問題のポイント
作業療法士国家試験では、心理検査の分類を正しく識別できるかが重要です。特に「人格検査」という言葉は、患者のパーソナリティ特性や精神的傾向を評価するための検査を指します。CMIやSTAIは、その中で「自己記入式質問紙」で人格・神経症傾向を評価するものであり、臨床現場で頻繁に使用されます。
解説
人格検査は、個人の性格や感情の傾向(例:不安、抑圧、自己認識など)を評価するもので、主に「質問紙法」と「投影法」に分けられます。CMI(Cornell Medical Index)は195項目の質問からなる自己記入式の検査で、身体的・精神的健康状態、特に神経症的傾向やパーソナリティの特性を評価します。STAI(State-Trait Anxiety Inventory)は「状態不安」と「特性不安(安定した不安の傾向)」を評価し、特性不安はパーソナリティの一部として位置づけられます。これらは、臨床的に患者の心理的背景を把握する上で重要なツールです。
一方、MMSEは認知機能(記憶、言語、空間認知など)を評価するための検査であり、WAISやWMS-Rは知能や記憶機能の評価に特化しており、人格とは関係ありません。
選択肢の確認
1.CMI:正しい。身体的・精神的健康状態、特にパーソナリティ・神経症傾向を評価する質問紙法。人格検査に該当。
2.MMSE:誤り。認知機能検査。人格とは無関係。
3.STAI:正しい。特性不安(パーソナリティ的不安)を評価。人格検査に該当。
4.WAIS:誤り。知能検査(IQ評価)。人格とは無関係。
5.WMS-R:誤り。記憶機能の評価。人格とは無関係。
覚えるポイント
「CMIとSTAIは、患者の「内面的な傾向」を問う質問紙で、人格評価に使われる。MMSEは「認知」、WAISは「知能」、WMS-Rは「記憶」。それぞれの分類を意識して覚える。」