61AM026|第61回 作業療法士国家試験 過去問
社会保障制度における公的扶助はどれか。
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正解: 3
正答
3.生活保護
この問題のポイント
社会保障制度を「公的扶助」という分類で理解する際、生活困窮者に対して最低限の生活を保障する制度が核心です。作業療法士が臨床現場で関わる人々の生活支援の背景として、この制度の存在とその特徴を把握することが重要です。
解説
「公的扶助」とは、国が税財源をもとに生活困窮者に対して最低限の生活を確保する制度です。その代表が「生活保護」です。生活保護は社会保険とは異なり、保険料の支払いが不要で、申請に基づいて資力調査(ミーンズテスト)が行われます。この制度は、生活に必要な物資や医療、住居など、基本的な生活維持を支援します。作業療法士が関わる場合、生活保護を受けている人のADL(日常生活能力)維持や環境調整、生活支援計画の立案において、この制度の存在を理解することが必要です。
選択肢の確認
1.医療保険:社会保険の一部で、被保険者が保険料を支払う仕組み。公的扶助ではない。
2.児童福祉:社会福祉の分類で、児童の支援を目的とする。公的扶助とは異なる。
3.生活保護:正解。公的扶助の代表的制度で、税財源による最低生活保障。
4.年金制度:老齢・障害などに該当する社会保険の一部。扶助の対象とは異なる。
5.母子保健:公衆衛生分野で、妊娠・出産・乳児の健康を守る制度。生活支援の枠組みではない。
覚えるポイント
「公的扶助=生活保護」という記憶の鍵を、生活困窮者への「最低限の生活保障」として捉える。社会保険と違い、保険料の支払いが不要で、資力調査が行われる点が特徴。作業療法士が生活支援計画を立てる際、この制度の存在を確認することが臨床的判断の土台になります。