59AM068|第59回 作業療法士国家試験 過去問
同一の臓器から分泌されるホルモンの組合せで正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3.バソプレシン オキシトシン
この問題のポイント
ホルモンの産生・分泌臓器を正確に把握することが鍵です。特に「同一の臓器から分泌される」という条件を満たす組み合わせは限られており、視床下部で産生され、下垂体後葉から分泌されるホルモンの組み合わせが正解です。
解説
バソプレシン(ADH)とオキシトシンは、ともに視床下部で産生され、下垂体後葉から分泌されます。この2つのホルモンは、同じ臓器(下垂体後葉)から放出されるため、設問の条件「同一の臓器から分泌される」に該当します。バソプレシンは尿の濃縮や血圧維持に、オキシトシンは産み分けや哺乳に重要な役割を果たします。
一方、他の選択肢では産生・分泌臓器が異なります。アルドステロンは副腎皮質、エリスロポエチンは腎臓で産生されるため、異なる臓器です。グルカゴンは膵臓、ガストリンは胃で産生されるため、臓器が異なります。パラトルモンは副甲状腺、カルシトニンは甲状腺で産生されるため、臓器が異なる。レニンは腎臓、コルチゾールは副腎皮質で産生されるため、もともと異なる臓器です。
選択肢の確認
1.アルドステロン エリスロポエチン:副腎皮質と腎臓。異なる臓器。
2.グルカゴン ガストリン:膵臓と胃。異なる臓器。
3.バソプレシン オキシトシン:視床下部で産生、下垂体後葉から分泌。同一の臓器。
4.パラトルモン カルシトニン:副甲状腺と甲状腺。異なる臓器。
5.レニン コルチゾール:腎臓と副腎皮質。異なる臓器。
覚えるポイント
「下垂体後葉」が「バソプレシン」と「オキシトシン」の共通出所であることを、単に記憶するのではなく、その分泌経路を理解することで、他のホルモンの臓器分布との違いも明確になります。作業療法士としての臨床判断では、ホルモンの機能と産生臓器の関係は、患者の代謝異常や症状の理解に重要です。