119C67|第119回 医師国家試験 過去問
外科系呼吸器外科気胸・胸膜疾患
行うべき対応はどれか。
解答・解説を見る
正解: d
正解
d 胸腔ドレーン挿入
解説
本症例では、外傷後に左胸腔内液体貯留が増加し、頻脈、低血圧、低酸素血症を認めています。
進行する血胸が考えられ、まず必要なのは胸腔ドレナージです。
胸腔ドレーン挿入によって、胸腔内の血液を排出し、肺の再膨張を図るとともに、出血量の評価も可能になります。
外傷性血胸の基本対応として重要です。
各選択肢の整理
a 経過観察
循環、呼吸ともに悪化しており不適切です。b β遮断薬投与
頻脈は出血や循環不全に対する代償であり、原因治療になりません。c 気管挿管陽圧換気
重症呼吸不全で必要になることはありますが、まずは血胸の解除が優先です。d 胸腔ドレーン挿入
血胸に対する基本的かつ緊急の処置です。
正解です。e 非侵襲的陽圧換気〈NPPV〉
胸部外傷や血胸に対する第一選択ではありません。
覚えるポイント
外傷性血胸では、
まず胸腔ドレーン挿入を行う。