34PM17|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学神経機能・身体所見運動ニューロン・深部感覚
下位運動ニューロン障害の特徴はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、下位運動ニューロン障害と上位運動ニューロン障害の違いが問われています。
反射、筋緊張、筋萎縮、病的反射の有無をセットで整理します。
解説
下位運動ニューロンは、脊髄前角細胞や脳神経運動核から筋へ向かう運動神経です。ここが障害されると、筋へ直接命令が届かなくなります。
そのため、下位運動ニューロン障害では、筋萎縮が目立つ、腱反射が低下または消失する、筋トーヌスが低下することが特徴です。
一方、病的反射は上位運動ニューロン障害で出現しやすい所見です。したがって、下位運動ニューロン障害では病的反射は出現しない、という記述が正しいです。
ひっかけポイント
上位運動ニューロン障害は反射亢進・筋緊張亢進・病的反射陽性。下位運動ニューロン障害は反射低下・筋緊張低下・筋萎縮が目立つ、と対比して覚えます。
選択肢の確認
1.筋萎縮は軽微である。
誤り。
下位運動ニューロン障害では、筋への神経支配が失われるため、筋萎縮は目立ちやすくなります。筋萎縮が軽微なのは、上位運動ニューロン障害で比較的みられる特徴です。
2.腱反射は亢進する。
誤り。
下位運動ニューロン障害では、反射弓が障害されるため、腱反射は低下または消失します。腱反射亢進は上位運動ニューロン障害でみられやすい所見です。
3.筋トーヌスは増強する。
誤り。
下位運動ニューロン障害では筋トーヌスは低下します。筋トーヌスの増強、痙縮は上位運動ニューロン障害で重要です。
4.病的反射は出現しない
正しい。
病的反射は上位運動ニューロン障害で出現しやすい所見です。下位運動ニューロン障害では病的反射は通常出現しません。
覚えるポイント
- 下位運動ニューロン障害は筋萎縮が目立つ。
- 下位運動ニューロン障害では腱反射低下、筋トーヌス低下。
- 病的反射は上位運動ニューロン障害で出現しやすい。
- 上位と下位は対比して覚える。