34AM89|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学内分泌・生殖生理ホルモン受容体・乳汁・胎盤
ペプチドホルモンの受容体が存在するのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、ペプチドホルモンの受容体がどこにあるかが問われています。
ホルモンは、脂溶性か水溶性かによって受容体の位置が異なります。
解説
ペプチドホルモンは水溶性です。水溶性ホルモンは脂質二重層でできた細胞膜を通過しにくいため、受容体は主に細胞膜に存在します。
ペプチドホルモンが細胞膜上の受容体に結合すると、細胞内でセカンドメッセンジャーなどを介して作用が伝えられます。
一方、ステロイドホルモンや甲状腺ホルモンのような脂溶性ホルモンは、細胞膜を通過して細胞質内や核内の受容体に結合します。
ひっかけポイント
ペプチドホルモンは水溶性、ステロイドホルモンは脂溶性です。受容体の場所をセットで覚えます。
選択肢の確認
1.核
誤り。
核内受容体は、ステロイドホルモンや甲状腺ホルモンなど、細胞膜を通過できる脂溶性ホルモンで重要です。ペプチドホルモンの主な受容体部位ではありません。
2.細胞質
誤り。
細胞質内受容体も、脂溶性ホルモンでみられることがあります。ペプチドホルモンは細胞膜を通過しにくいため、細胞質内受容体に直接結合するのが基本ではありません。
3.細胞膜
正しい。
ペプチドホルモンは水溶性で細胞膜を通過しにくいため、受容体は主に細胞膜に存在します。インスリン、グルカゴン、成長ホルモンなどをイメージすると理解しやすいです。
4.ミトコンドリア
誤り。
ミトコンドリアはATP産生などに関係する細胞小器官です。ペプチドホルモンの受容体が存在する基本部位としては適切ではありません。
覚えるポイント
- ペプチドホルモンは水溶性で、受容体は主に細胞膜にある。
- ステロイドホルモンは脂溶性で、細胞質内や核内の受容体に作用する。
- ホルモンの性質と受容体の場所をセットで整理する。