34AM65|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
解剖学・画像基礎内臓・脈管の解剖泌尿器・男性生殖器
泌尿器系で正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、腎臓・尿管・膀胱・尿道の位置や数値が問われています。男女の尿道の長さや尿管の狭窄部の数が引っかけになりやすい点です。
解説
腎臓は背側の上腹部にあり、後面が第11〜12肋骨と交わります。腎臓そのものは腹腔側(腹膜の後ろ)にあるため、第12肋骨の**前方(腹側)**に位置するといえます。
尿管には、尿が通りにくい生理的狭窄部が3か所あります。腎盂から尿管への移行部、総腸骨動脈と交わる部分、膀胱壁を貫く部分です。結石がつまりやすい場所です。
膀胱の後方は、男性では直腸、女性では子宮と腟が接します。女性で膀胱のすぐ後ろにあるのは子宮や腟です。
尿道の長さは男女で大きく違います。成人男性は約16〜20cmと長く、成人女性は約3〜4cmと短いのが特徴です。
ひっかけポイント
尿道の長さ「3〜4cm」は女性の値です。男性は長く、女性は短いと覚えます。
選択肢の確認
1.腎臓は第12肋骨の前方に位置する。
正しい。
腎臓は腹膜の後方(腹腔側)にあり、後面で第11〜12肋骨と交わります。肋骨の前方(腹側)に位置します。
2.尿管には2か所の生理的狭窄部がある。
誤り。
生理的狭窄部は3か所(腎盂尿管移行部、総腸骨動脈との交叉部、膀胱壁貫通部)です。2か所ではありません。
3.女性では膀胱の後方に直腸が接する。
誤り。
女性では膀胱の後方に子宮・腟があります。直腸はさらにその後方です。直腸が直接接するという記述はあてはまりません。
4.成人男性では尿道の長さは3〜4cmである。
誤り。
3〜4cmは女性の尿道の長さです。成人男性の尿道は約16〜20cmと長くなります。
覚えるポイント
- 腎臓は腹膜の後方にあり、第12肋骨の**前方(腹側)**に位置する。
- 尿管の生理的狭窄部は3か所(結石がつまりやすい)。
- 膀胱の後方は男性で直腸、女性で子宮・腟。
- 尿道は男性が長く(約16〜20cm)、女性が短い(約3〜4cm)。