72PM058|第72回 臨床検査技師国家試験 過去問
劇物はどれか。 2 つ選べ。
2つ選択
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正解: 2・3
正答
2、3
この問題のポイント
病理検査室で使用する有機溶剤の法的分類と毒性を整理します。
解説
キシレンとメタノールは、毒物及び劇物取締法上の劇物に該当します。キシレンは脱パラフィン・透徹に、メタノールは固定や試薬調製などに用いられますが、吸入・皮膚曝露・誤飲を防ぐため局所排気、保護具、適切な保管が必要です。
メタノールは代謝物のギ酸により視神経障害や代謝性アシドーシスを起こし得ます。キシレンは中枢神経症状や皮膚・粘膜刺激を起こします。
選択肢の確認
1.アセトン
誤りです。
アセトンは引火性の高い有機溶剤ですが、この設問で問う毒物及び劇物取締法上の劇物には該当しません。
2.キシレン
正しいです。
キシレンは劇物に指定され、病理検査で透徹・脱パラフィンに使用されます。
3.メタノール
正しいです。
メタノールは劇物に指定され、誤飲では重篤な視覚障害や代謝性アシドーシスを起こします。
4.過マンガン酸カリウム
誤りです。
過マンガン酸カリウムは強い酸化剤ですが、本設問の劇物として選ぶ項目ではありません。濃度や製剤による法的取扱いにも注意します。
5.イソプロピルアルコール
誤りです。
イソプロピルアルコールは引火性・刺激性をもつ有機溶剤ですが、本設問の劇物には該当しません。
覚えるポイント
- 劇物としてキシレンとメタノールを押さえます。
- キシレンは透徹、メタノールは固定・試薬に用いられます。
- 局所排気、保護具、火気管理、法令に沿った保管が必要です。