72AM074|第72回 臨床検査技師国家試験 過去問
プラスミドで正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
プラスミドと染色体、トランスポゾン、ウイルスゲノムを区別します。
解説
プラスミドは細菌染色体とは独立して複製できる、通常は環状二本鎖DNAです。薬剤耐性遺伝子や毒素遺伝子などを持ち、接合性プラスミドは性線毛を介して接合によって他菌へ伝達されます。
染色体上を移動する塩基配列はトランスポゾンです。プラスミドは染色体外遺伝因子ですが、染色体へ組み込まれることもあります。
選択肢の確認
1.ウイルスが保有する。
誤りです。
プラスミドは主に細菌などが保有し、ウイルスの遺伝体を指す用語ではありません。
2.一本鎖の RNA である。
誤りです。
通常は環状二本鎖DNAであり、一本鎖RNAではありません。
3.接合によって伝達する。
正しいです。
接合性プラスミドは細菌接合によって伝達されます。
4.染色体内に含まれる遺伝因子である。
誤りです。
基本的には染色体外で自律複製する遺伝因子です。
5.ゲノム上を転移できる塩基配列である。
誤りです。
ゲノム上を転移する配列はトランスポゾンであり、プラスミドそのものの定義ではありません。
覚えるポイント
- プラスミドは染色体外の環状二本鎖DNAです。
- 接合で薬剤耐性遺伝子などを伝達します。
- 転移する塩基配列はトランスポゾンです。