72AM068第72回 臨床検査技師国家試験 過去問

Cryptococcus neoformans の莢膜の観察に適するのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

Cryptococcus neoformansの厚い莢膜を陰性染色で観察します。

解説

Cryptococcus neoformansは厚い多糖体莢膜を持つ酵母様真菌です。墨汁法では背景が黒く染まり、菌体周囲の莢膜が染まらない透明なハローとして観察されます。髄液中の菌体を迅速に確認する古典的な方法です。

現在はクリプトコッカス抗原検査も感度が高く、診断に重要です。

選択肢の確認

1.墨汁法
正しいです。
墨汁法は背景を染め、厚い莢膜を透明帯として観察するため最も適します。

2.Hiss 法
誤りです。
Hiss法は細菌莢膜染色に用いられますが、Cryptococcusの髄液迅速観察では墨汁法が代表です。

3.Wirtz 法
誤りです。
Wirtz法は芽胞染色です。

4.Neisser 法
誤りです。
Neisser法は異染小体の染色に用います。

5.Hucker 変法
誤りです。
Hucker変法はGram染色の一法です。

覚えるポイント

  • Cryptococcusの莢膜は墨汁法で透明帯にみえます。
  • クリプトコッカス抗原検査も重要です。
  • Wirtzは芽胞、Neisserは異染小体です。
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