72AM043|第72回 臨床検査技師国家試験 過去問
放射線感受性が最も高いのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
細胞分裂が盛んで未分化な細胞ほど放射線感受性が高いという原則を用います。
解説
Bergonié-Tribondeauの法則では、分裂頻度が高く、将来の分裂回数が多く、形態・機能が未分化な細胞ほど放射線感受性が高いとされます。造血幹・前駆細胞やリンパ球などの造血器細胞は高感受性です。
神経細胞、心筋細胞、脂肪細胞などは高度に分化し分裂能が低いため、一般に放射線感受性は低いです。
選択肢の確認
1.肝細胞
誤りです。
肝細胞は一定の再生能を持ちますが、造血器細胞ほど高感受性ではありません。
2.脂肪細胞
誤りです。
脂肪細胞は高度に分化しており、放射線感受性は低い部類です。
3.心筋細胞
誤りです。
心筋細胞は分裂能が乏しく、放射線感受性は低いです。
4.神経細胞
誤りです。
成熟神経細胞は高度に分化し、放射線感受性が低いです。
5.造血器細胞
正しいです。
造血器細胞は分裂が盛んで未分化な細胞を含み、最も放射線感受性が高いです。
覚えるポイント
- 分裂が盛ん・未分化な細胞ほど高感受性です。
- 造血器、リンパ組織、生殖腺は高感受性です。
- 神経・心筋は低感受性です。