72AM020|第72回 臨床検査技師国家試験 過去問
針筋電図検査で随意収縮により記録されるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
針筋電図で、安静時自発放電と随意収縮時の運動単位電位を区別します。
解説
針筋電図では、患者が筋を随意収縮すると、1個の前角細胞、その軸索、支配筋線維からなる運動単位の活動が**運動単位電位〈MUP〉**として記録されます。収縮を強めると動員される運動単位が増え、干渉波形へ移行します。
陽性鋭波、線維自発電位、線維束自発電位、ミオトニー放電は、主に安静時にみられる異常自発放電です。
選択肢の確認
1.陽性鋭波
誤りです。
陽性鋭波は脱神経筋などで安静時にみられる自発電位です。
2.運動単位電位
正しいです。
運動単位電位は随意収縮によって記録され、形態や動員様式を評価します。
3.線維自発電位
誤りです。
線維自発電位は個々の筋線維の自発放電で、脱神経などにより安静時に出現します。
4.線維束自発電位
誤りです。
線維束自発電位は運動単位の自発放電で、安静時に観察されます。
5.ミオトニー放電
誤りです。
ミオトニー放電は高頻度放電が増減する特徴的な安静時自発放電です。
覚えるポイント
- 随意収縮で記録するのは運動単位電位です。
- 線維自発電位と陽性鋭波は脱神経を示唆します。
- 収縮を強めると運動単位の動員が増えます。