71PM086|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
不規則抗体同定検査結果(別冊No. 16A)と使用した試薬の抗原表(別冊No. 16B) を別に示す。 可能性の高い不規則抗体はどれか。

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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
反応陽性の試薬赤血球に共通するRh抗原を抗原表から絞り込みます。
解説
提示された同定パネルでは、反応陽性となった試薬赤血球が共通してE抗原陽性で、反応陰性の赤血球はE抗原陰性です。自己対照は陰性であり、抗原表との対応から最も可能性が高いのは抗Eです。
不規則抗体同定では、陽性反応との一致だけでなく、陰性セルで抗原が否定できること、量的効果、自己対照、患者抗原型を確認します。
画像で見るポイント
反応陽性セルの抗原に印を付け、陰性セルにも存在する抗原を一つずつ除外します。
選択肢の確認
1.抗 D
誤り。
D抗原の有無と反応パターンが一致しないため、抗Dは考えにくいです。
2.抗 C
誤り。
C抗原陽性セルすべてに反応しておらず、抗Cのパターンではありません。
3.抗 E
正しい。
陽性セルがE抗原を持ち、陰性セルがE抗原を欠くため抗Eが最も考えられます。
4.抗 c
誤り。
c抗原の分布と反応が一致せず、抗cは否定的です。
5.抗 e
誤り。
e抗原は多くのセルに広く発現しますが、反応パターンと一致しません。
覚えるポイント
- 抗体同定は陽性セルと陰性セルの両方を使います。
- 抗EはRh系の臨床的に重要なIgG抗体です。
- 自己対照陰性は同種抗体を支持します。