71PM083第71回 臨床検査技師国家試験 過去問

中和抗体はどれか。 2 つ選べ。

2つ選択
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正解: 1・3

正答

1、3

この問題のポイント

感染防御に直接働く中和抗体と、感染既往を示す非中和抗体を区別します。

解説

中和抗体は、ウイルスの細胞への結合・侵入などを阻害して感染性を失わせます。HBs抗体はHBV表面抗原に結合し、防御免疫を示します。IgG-HA抗体はA型肝炎ウイルスに対する長期免疫を反映し、中和活性を持ちます。

抗体が検出されても、すべてが防御性中和抗体とは限りません。ウイルス内部抗原に対する抗体や、診断用抗体は区別します。

選択肢の確認

1.HBs 抗体
正しい。
HBs抗体はHBVの表面抗原に結合する防御性中和抗体です。

2.HCV 抗体
誤り。
HCV抗体は感染のスクリーニング・既往を示しますが、通常の検査で検出される抗体を防御性中和抗体とは扱いません。

3.IgG‑HA 抗体
正しい。
IgG-HA抗体はA型肝炎に対する既往・免疫を示し、中和抗体として働きます。

4.HIV‑1/2 抗体
誤り。
HIV-1/2抗体は感染診断に用いますが、一般的検査で陽性となる抗体が有効な中和防御を意味するわけではありません。

5.IgG‑HBc 抗体
誤り。
IgG-HBc抗体はウイルス内部のcore抗原に対する抗体で、中和抗体ではありません。

覚えるポイント

  • HBs抗体は防御抗体です。
  • IgG-HA抗体は長期免疫を示します。
  • HBc抗体は内部抗原への抗体で中和しません。
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