71PM081|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
Ⅲ型アレルギーに分類される疾患はどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
Gell-Coombs分類で、免疫複合体によるIII型アレルギーを選びます。
解説
III型アレルギーは、可溶性抗原と抗体からなる免疫複合体が組織へ沈着し、補体活性化と好中球炎症を起こす反応です。全身性エリテマトーデス〈SLE〉では核抗原に対する自己抗体との免疫複合体が腎、皮膚、血管などへ沈着し、代表的なIII型反応を示します。
I型はIgE、II型は細胞表面抗原に対する抗体、IV型はT細胞による遅延型反応です。
選択肢の確認
1.花粉症
誤り。
花粉症はIgEと肥満細胞によるI型アレルギーです。
2.重症筋無力症
誤り。
重症筋無力症はアセチルコリン受容体などに対する抗体によるII型アレルギーです。
3.サルコイドーシス
誤り。
サルコイドーシスはT細胞・マクロファージを中心とするIV型反応が関与します。
4.自己免疫性溶血性貧血
誤り。
自己免疫性溶血性貧血は赤血球抗原に対する抗体によるII型アレルギーです。
5.全身性エリテマトーデス
正しい。
SLEは免疫複合体沈着を主体とするIII型アレルギーの代表です。
覚えるポイント
- I型はIgE、II型は細胞障害・機能異常、III型は免疫複合体、IV型はT細胞です。
- SLEはIII型です。
- 重症筋無力症と自己免疫性溶血性貧血はII型です。