71PM039|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
尿酸で正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
尿酸の由来、測定原理、血中での存在形態、高尿酸血症の判断値を確認します。
解説
尿酸はヒトにおけるプリン塩基の最終代謝産物です。高尿酸血症は、男女とも血清尿酸値7.0 mg/dLを超える状態と定義され、臨床判断値に性差はありません。基準範囲には性差がみられても、病態上の溶解度を踏まえた判断値は共通です。
尿酸測定にはウリカーゼを用い、尿酸の酸化反応を利用します。腫瘍崩壊症候群では大量の核酸分解により尿酸が上昇します。
選択肢の確認
1.腫瘍崩壊症候群で低下する。
誤り。
腫瘍崩壊症候群では核酸分解が急増するため、高尿酸血症を来します。
2.蛋白結合型として存在する。
誤り。
尿酸は血漿中で主として遊離の尿酸塩として存在し、蛋白結合型が主体ではありません。
3.ウレアーゼを用いた酵素法で測定する。
誤り。
尿酸測定に用いるのはウリカーゼです。ウレアーゼは尿素測定に用います。
4.高尿酸血症の臨床判断値に性差はない。
正しい。
高尿酸血症の臨床判断値は男女とも7.0 mg/dL超で、性差はありません。
5.ピリミジン塩基の最終代謝産物である。
誤り。
尿酸はプリン塩基の最終代謝産物であり、ピリミジン塩基ではありません。
覚えるポイント
- 尿酸はプリン代謝の最終産物です。
- 高尿酸血症は男女とも7.0 mg/dL超です。
- 測定酵素はウリカーゼです。