71PM032|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
サルコイドーシスの活動性マーカーはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
疾患活動性を反映する代表的血清マーカーと対象疾患を対応させます。
解説
サルコイドーシスでは、類上皮細胞肉芽腫に由来する**アンギオテンシン変換酵素〈ACE〉**が血中で上昇することがあり、疾患活動性の参考指標として用いられます。特異性は十分ではなく、ACE阻害薬の使用、遺伝的背景、年齢などの影響を受けるため、画像、臓器所見、病理所見と合わせて評価します。
可溶性IL-2受容体、リゾチーム、1,25-ジヒドロキシビタミンDなども上昇することがあります。
選択肢の確認
1.プロカルシトニン
誤り。
プロカルシトニンは主に細菌感染症や敗血症の重症度評価に用いられます。
2.心臓型脂肪酸結合蛋白
誤り。
心臓型脂肪酸結合蛋白は心筋障害の早期マーカーです。
3.デオキシピリジノリン
誤り。
デオキシピリジノリンは骨吸収マーカーです。
4.アンギオテンシン変換酵素
正しい。
ACEはサルコイドーシスで上昇し、活動性評価の参考となります。
5.N‑アセチルグルコサミニダーゼ
誤り。
N-アセチルグルコサミニダーゼは尿細管障害の尿中マーカーです。
覚えるポイント
- サルコイドーシスではACEが上昇します。
- ACE単独で診断せず、病理・画像と合わせます。
- 高Ca血症・高Ca尿症を伴うことがあります。