71PM023|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
脳波(別冊No. 6)を別に示す。 所見はどれか。

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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
ヒプスアリスミアは、高振幅・無秩序・非同期な徐波と多焦点性棘波の混在が特徴です。
解説
脳波は、左右・前後の同期性に乏しい高振幅の不規則な徐波に、多焦点性の棘波・鋭波が混在し、全体として混沌としています。この所見はヒプスアリスミアです。
ヒプスアリスミアは乳児てんかん性スパズム症候群〈West症候群〉で代表的にみられます。年齢、発作型、発達退行と併せて評価します。
選択肢の確認
1.三相波
誤り。
三相波は前頭優位で三相性の周期的複合波を示し、代謝性脳症でみられます。
2.徐派群発
誤り。
徐波群発は比較的まとまりを持つ徐波の群発で、画像の全面的に無秩序な高振幅波形とは異なります。
3.棘徐波複合
誤り。
棘徐波複合は棘波と徐波が一定の周期で反復する比較的規則的な波形です。
4.ヒプスアリスミア
正しい。
ヒプスアリスミアは高振幅・不規則・非同期の徐波と多焦点性棘波が混在する所見です。
5.トラセアルテルナン
誤り。
トラセアルテルナンは新生児睡眠脳波でみられる、活動群発と低振幅期が交代する正常パターンです。
覚えるポイント
- ヒプスアリスミアはWest症候群の代表脳波です。
- 高振幅・無秩序・非同期・多焦点性棘波が鍵です。
- 規則的な棘徐波複合とは区別します。